最近若者を中心に大人気のバンド「ヨルシカ」についてお話しします。
実は、わたしの子どもがヨルシカの大ファンで、家中に音楽が流れているんです。
最初は「ちょっとうるさいなぁ」なんて思っていたのですが、聴いているうちに、なんだかハマってきちゃいました(笑)
ヨルシカって、なんだか不思議な響きのバンド名ですよね。
そして、あのシンプルなロゴマーク。
一度見たら忘れられない印象的なデザインです。
今回は、このバンド名の由来とロゴの意味について、ちょっと掘り下げていきます。
意外と奥が深いんですよ!
ヨルシカ名前の由来は?
まずは、バンド名の由来から見ていきましょう。
「ヨルシカ」という名前、実はある曲の歌詞からきているんです。
ファーストアルバム「夏草が邪魔をする」に収録されている「雲と幽霊」という曲の中に、こんな歌詞があります。
「夜しかもう眠れずに」
そう、この「夜しか」というフレーズがバンド名の由来なんです。
なるほど、「ヨルシカ」ですね!
ネットメディアのインタビューでn-bunaさんが、ヨルシカの名前の由来について答えています。
n-buna 「雲と幽霊」の2番に「夜しかもう眠れずに」っていう歌詞があるんですけど、以前から「夜しか眠れない」っていう言葉が頭の中にあって、だからこの曲にもこういう歌詞を付けたんです。そのフレーズが好きで、語感もすごくよかったしそこから取りました。
引用:https://natalie.mu/music/pp/yorushika/page/2
でも、ちょっと待ってください。「夜しか眠れない」って、なんだかちょっと寂しい感じがしますよね。実は、ヨルシカの楽曲には、こういった若者の悩みや葛藤がよく表現されているんです。
こちらがヨルシカという名前の由来となった『雲と幽霊』という曲です。
例えば、「思想犯」という曲。
これは大正時代の俳人・尾崎放哉さんの人生と俳句からインスピレーションを受けているそうで、社会に馴染めない人の気持ちを歌っています。
また、「夜行」という曲は、夏の終わりの切なさや、大人になることへの不安を歌っているんです。
わたしたちの若い頃を思い出すような、そんな感覚がヨルシカの音楽にはあります。
だからこそ、年齢を超えて共感できるのかもしれませんね。
こう考えると、「夜しか」というフレーズをバンド名に選んだところに、ヨルシカらしさが表れていると言えるかもしれません。
若者の悩み、夜の静けさ、そして物語性。これらすべてが「ヨルシカ」という名前に込められているんですね。
ヨルシカのロゴの意味は?
さて、次はヨルシカのロゴについて見ていきましょう。
ヨルシカのロゴ、見たことありますか?
シンプルなデザインながら、なんだか印象的ですよね。
実は、このロゴにもいろいろな意味が込められているんです。
まず、ロゴの形を見てみましょう。左右対称に配置された2つの三角形が特徴的です。
これ、何に見えますか?
実は、これは月と月が向かい合っている様子を表現しているんです。
先ほど、バンド名が「夜しか」から来ているという話をしましたよね。
このロゴも、「夜」というテーマと深く関係しているんです。
でも、それだけじゃありません。ロゴの中央部分をよく見てください。何か気づきませんか?
そう、時計の針のように見えますよね。
実は、この部分は時計の針が6時を指している状態を表しているんです。
「6時から夜」という意味が込められているんですね。
確かに、18時(午後6時)から夜が始まると考えると、納得ですよね。
さらに、ロゴ全体を見ると、「目」のようにも見えませんか?
「夜しかもう眠れずに」という歌詞を思い出すと、これは眠らない目を表現しているという解釈もできるんです。常に何かを見つめ続ける「目」。
これもまた、ヨルシカの音楽性を象徴しているのかもしれません。
こうしてみると, ヨルシカのロゴは、一見シンプルなデザインながら、実にいろいろな要素が詰まっていることがわかります。
「夜」「時間」「目。これらの要素は、まさにヨルシカの楽曲のテーマそのものと言えますね。
ネットメディアでヨルシカのロゴマークについて話しています
ヨルシカのロゴマークについても、ネットメディアでn-bunaさんとsuisさんが意味を答えています。
n-buna デザイナーの方にいろいろと案を出していただいて……。
suis これってシカの目なの?
n-buna そういうわけではなかったんだけど、それもいいかもね。月と月が向かい合っているモチーフで、時計の針にもなっている……6時から夜っていうことで。
suis ああ、なるほど! すごいなあ。
n-buna それに目っぽくもあるから、「眠れず」からのつながりもあって、いいロゴになったと思います。
引用:https://natalie.mu/music/pp/yorushika/page/2
楽曲のテーマと、ロゴに込められた意味が見事にリンクしているんですね。
ロゴを見るたびに、ヨルシカの音楽の世界観を感じることができるわけです。
ただし、これらのロゴの解釈は、あくまでファンの間で語られているものです。
ヨルシカ本人たちが公式に発表したわけではありません。
ヨルシカのロゴ、絵文字の打ち方&マークのコピペ
SNSでヨルシカのロゴを載せてる人がいるんです。
どうやってやるのか気になったことはありませんか?
ヨルシカのロゴマークって、絵文字や記号を使ってできそうですよね!
◂Ⓘ▸
このマークなんですが、よかったら上記をコピーして使ってくださいね。
打ち方は「さんかく」と「まる1」ですね。
ヨルシカ名前の由来とロゴの意味まとめ
いかがでしたか?
ヨルシカの名前の由来とロゴの意味、思っていた以上に深いものがありましたね。
バンド名の「ヨルシカ」は、「夜しかもう眠れずに」という歌詞から来ています。
若者の悩みや葛藤、夜の静けさ、そして物語性。
これらすべてが「ヨルシカ」という名前に込められているんです。
そして、ロゴには「月」「時計」「目」といった要素が隠されています。
これらは、ヨルシカの楽曲のテーマである時間や記憶、人間の感情と密接に関係しているんですね。
こうして見ると、ヨルシカという名前やロゴ一つをとっても、彼らの音楽性や世界観が表現されていることがわかります。
単なるカッコいいデザインではなく、しっかりとした意味や思いが込められているんですね。
ヨルシカの音楽は、若い世代を中心に人気がありますが、実はわたしたち大人世代にも響くものがたくさんあります。若い頃の悩みや不安、そして夢。そういったものを思い出させてくれる、そんな不思議な力を持っているんです。
今夜はヨルシカの音楽を聴きながら、ゆっくりと過ごしてみるのはいかがでしょうか。きっと、新しい発見があるはずですよ!