今回は、2001年にリリースされたB’zの大ヒット曲「ウルトラソウル」!
「ウルトラソウル」について、その意味や制作秘話を掘り下げていきたいと思います。
実は、この曲には私たちが知らなかった興味深い話がたくさん隠されているんです。
私なりの考察になりますが、お付き合いください!
B’z「ウルトラソウル」の本当の意味とは?
「ウルトラソウル」は2001年3月14日にリリースされたB’zの31枚目のシングル曲です。
世界水泳の大会テーマソングとしても使われ、今でもカラオケで歌われる超人気曲ですよね。
なんと、もう20年以上前の曲なんですね。
あの「ハイ!」って叫ぶサビは、もう伝説的な存在になっています。
では、「ウルトラソウル」って一体どんな意味が込められているんでしょうか?
歌詞を見ていくと、とても深いメッセージが隠されていることが分かります。
ウルトラソウルの意味1. 不屈の精神を歌う
「どれだけがんばりゃいい 誰かのためなの?」
という歌詞から始まり、努力や挑戦の途中で感じる迷いや不安を率直に描いています。
でも、そこで終わらないところがポイント。
「夢じゃないあれもこれも その手でドアを開けましょう」
と、前を向いて進もうというメッセージが込められているんです!
ここには、頑張ることの意味を自問自答しながらも、立ち止まらずに前へ進もうとする強さが表現されていますよね。
時には自分のために、時には誰かのために。その葛藤を抱えながらも前を向く姿勢こそが、この曲が語る不屈の精神なのです。
ウルトラソウルの意味2. 挫折を経て輝くという真実
「祝福が欲しいのなら 悲しみを知り 独りで泣きましょう」
という歌詞。
成功の裏には必ず苦労があるという現実を、優しく、でも力強く歌っています。
人生の深い真実が込められています。
本当の輝きを手に入れるためには、挫折や失敗を避けて通ることはできないですよね。
むしろ、その経験があるからこそ、本物の強さと輝きを手に入れることができる。
涙を流すことを恥じる必要はない、その経験が次の一歩への力になる―
そんなメッセージがこの歌詞には隠されているのです。
ウルトラソウルの意味3. 限界への挑戦
「おのれの限界に 気づいたつもりかい?」
という問いかけ。本当の限界って、自分が思っているところじゃないかもしれない。そんなメッセージが込められています。
私たちは往々にして、自分で勝手に限界を決めてしまいがち。
でも、本当の限界とは、自分が思っている以上のところにあるのかもしれない。
「かすり傷さえも無いまま終わりそう」
という歌詞は、本当の挑戦をする前に諦めていないか?
という警鐘を鳴らしているのです。
限界に挑戦することこそ、真の「ウルトラソウル」なのかもしれません!
驚きの秘話!実は「ウルトラソウル」じゃなかった!?
これ、意外と知られていないんですが、
「ウルトラソウル」って最初から「ウルトラソウル」じゃなかったんです!
当初は「Iron Soul(アイアンソウル)」や「super soul(スーパーソウル)」という曲名が候補に挙がっていたんですよ。
稲葉さんの直筆の歌詞ノートにも「Iron Soul」って書かれているのが残っているそうです。
では、なぜ「ウルトラ」になったのか?
実は稲葉さんがウルトラマン世代だったことが関係していたんです。
「ウルトラ」という言葉に新鮮な響きを感じたそうで、「誰も使ってないけど、みんなが知ってる言葉」として選んだんだみたいです。なるほど、確かにキャッチーですよね!
「ウルトラソウル」あの「ハイ!」には深い意味が!?
サビの最後の「ハイ!」、みなさんも一度は叫んだことがあるはず。
実はこれ、ただの掛け声じゃないんです。
音楽評論家の菅原卓郎さんによると、サビに向かって音階が少しずつ上がっていくように作られていて、聴いている人が思わず「ハイ!」って叫びたくなる仕掛けが施されているんだとか。
なんという緻密な計算…さすがB’zです!
「ウルトラソウル」の知られざる制作秘話
寒さとの戦い!?PV撮影の舞台裏
PVの撮影は真冬の2月、羽田東急ホテルのプールに作られたセットで行われたそうです。
メンバーもエキストラの方々も薄着での撮影。
結果、なんと撮影に関わった全員が風邪をひいてしまったとか…。
今見ると爽やかなPVですが、実は壮絶な撮影だったんですね。
稲葉さんの歌詞ノートの価値は?
2005年に放送された「うたばん」という番組で、稲葉さんの作詞メモが鑑定されたことがあります。
なんと、その価値は250万円!
鑑定士さんは「歌詞に稲葉さんの迷いが見える点」を高く評価したそうです。
その250万円の勝ちがある「ウルトラソウル」実物の作詞メモは、2023年に「稲葉浩志作品展 シアン」でお披露目になりましたよ。
もちろん、私は「稲葉浩志作品展 シアン」に言って実際に見てきました。
作詞ノートが展示されているので、「ultra soul」は別の歌詞が印刷された裏紙に書かれていたりと、制作過程の「裏話」的な要素がじっくり見ることができました。
「ウルトラソウル」じゃなぜ今でも愛される曲なの?
20年以上経った今でも、「ウルトラソウル」が多くの人に愛され続けている理由。
それは、この曲が単なる応援ソングではないからかもしれません。
私たちは誰しも、人生で壁にぶつかることがありますよね。
そんなとき、「頑張れ!」って言われても、正直心に響かないことってありませんか?
でも「ウルトラソウル」は違います。
「決意は揺らぐ」「メマイ…」といった歌詞が示すように、迷いや不安を否定せず、むしろそれを受け入れた上で、それでも前に進もうというメッセージを伝えています。
だからこそ、聴く人の心に深く響くんでしょうね。
コロナ初期、緊急事態宣言の時に、コロナ禍で外出ができないときに、外へ出れない人にYoutubeにB’zが歌うウルトラソウルがアップされてましたよ。
この「ウルトラソウル」の動画を見て、励まされた人も多いのではないでしょうか?
おわりに
改めて「ウルトラソウル」を聴いてみると、新しい発見があるかもしれません。
サビの「ハイ!」を叫ぶとき、ちょっと違った気持ちで叫べるかも?
きっとそこには、あなただけの「ウルトラソウル」が見つかるはずです(笑)
テレビで流れてきたとき、カラオケで歌うとき、この記事で紹介した秘話を思い出してみてください。きっと、また違った角度からこの名曲を楽しめるはずですよ。
そうそう、最後にちょっとした豆知識です。
B’zのライブでは、観客が「ハイ!」を叫ぶタイミングがピッタリ合うんです。
まさに、会場全体が一つになる瞬間!
ライブに行ったことがある人なら、きっと体験してますよね。
さあ、この記事を読み終わった今、あなたも一緒に叫んでみませんか?
「そして輝く ウルトラソウル!」
「ハイ!」
(笑)(笑)