吉川晃司は紅白出禁?やらかしてギター燃やす!?シャンパン大暴れ?

紅白歌合戦

今日は日本の音楽シーンに欠かせない年末の大イベント、
NHK紅白歌合戦にまつわる驚きのエピソードをお届けします。

主役は、あの伝説のロッカー、吉川晃司さんです!

1985年、第36回NHK紅白歌合戦。

この年、白組のトップバッターとして初出場を果たした吉川晃司さんが、
ステージでとんでもない「やらかし」をしでかしたんです。

その結果、「吉川晃司は紅白出禁になった」という噂が長年囁かれてきました。
でも、本当のところはどうだったんでしょうか?

吉川晃司は紅白出禁?何をやらかしたのか

動画がYoutubeに残っていたのでこちらに

紅白出禁の理由1:ステージ上でシャンパンを撒き散らしたから

吉川さんは、成人の記念として(なんでやねん!)ステージ上でシャンパンを撒き散らしました。

これがすごいのは、NHK側に全く知らせずにやってのけたということ。
さぞかし、スタッフの皆さんはびっくりしたことでしょう。

実は、このシャンパンシャワー、ただ単に振り撒いただけではありませんでした。

吉川さんは、歌い終わった後、ステージ中央に置いてあったシャンパンボトルを手に取り、まずは観客席に向かって勢いよく振りかけたのです。
そして、自らの頭上でボトルを振り、シャンパンを浴びるように全身に浴びせかけました。
その姿は、まるでF1のチャンピオンが表彰台で祝杯を上げるかのようでした・・・・

紅白出禁の理由2:ギター破壊して燃やすパフォーマンス

シャンパンシャワーだけでは飽き足らず、
吉川さんはさらにギターを叩き壊して火をつけるという、前代未聞のパフォーマンスを披露しました。

ロックンロールの精神を体現したのか、単なる若気の至りなのか…
いずれにせよ、これはNHKにとっては青天の霹靂だったに違いありません。

このギター破壊のシーンは、まさにロックの神様ジミ・ヘンドリックスを彷彿とさせるものでした。

吉川さんは、シャンパンで濡れそぼったステージの中央で、愛用のエレキギターを高々と掲げました。そして、観客の驚愕の声をよそに、そのギターを力いっぱいステージに叩きつけたのです。

バキッという音とともに、ギターのネックが折れ、ボディが粉々に砕け散りました。
しかし、それだけでは終わりませんでした。

吉川さんはポケットからライターを取り出すと、砕けたギターの破片に火をつけたのです。

燃え上がる炎は、吉川さんの熱いパフォーマンスを象徴するかのように、紅白のステージを赤々と照らし出しました。

紅白出禁の理由3:他の出演者(シブがき隊)への影響が大きかった

このパフォーマンス、実は後に続く出演者たちにも大きな影響を与えてしまったんです。

次に登場した紅組の河合奈保子さんは、恐怖で表情をこわばらせていたそう。

さらに、その次のシブがき隊は、吉川さんが撒き散らしたシャンパンで滑って転倒するというハプニングまで起こしてしまいました。

まさに、紅白歌合戦史上に残る大事件だったわけです。

吉川晃司は紅白でやらかして本人の弁明は?

では、当の吉川さん本人は、このパフォーマンスについてどう思っているのでしょうか?

2022年12月9日、吉川さんはNHK「あさイチ」に出演し、当時の行為について次のように語っています。

「大間違いもいっぱいありましたけど、至って本人は真剣に考えてました」

そして、こう付け加えました。

「すいませんでした、本当」

37年の時を経て、吉川さんは自身のパフォーマンスを反省し、謝罪の言葉を述べたのです。

実は、このパフォーマンスには深い意味があったようです。
吉川さんは後のインタビューで、当時の歌謡界の賞レースやプロダクション、事務所の政治力に不満を抱いていたと明かしています。

つまり、紅白でのパフォーマンスには「抗議」的な側面もあったというわけです。

22歳の若さで紅白に出場し、熱い思いを込めて(ちょっとやりすぎた)パフォーマンスをした吉川さん。確かに行き過ぎた面はありましたが、若い頃の情熱や、既存のシステムへの「抗議」の気持ちは、多くの人が共感できるのではないでしょうか。

その後の吉川晃司はNHKや紅白に出たの?

さて、こんな大胆不敵なパフォーマンスをした吉川さん。
その後、NHKや紅白とはどんな関係になったのでしょうか?

驚くべきことに、吉川さんは実際にはペナルティを受けていなかったそうです。
NHKを出入り禁止になったという説は、どうやら都市伝説だったみたい。

でも、さすがにNHK関係者の一部からは問題視されたんじゃないでしょうか。

吉川さんはこの一件の後も音楽活動を継続し、さらには俳優としても活躍しています。
NHKとの関係も、時間とともに修復されたようです。

2000年代以降は、NHKの大河ドラマにも出演するなど、むしろNHKとの良好な関係を築いているんです。

これは、吉川さんの音楽的才能が、「やらかし」にもかかわらず、しっかりと認められ続けたことを示しています。本当の才能は、一時的な問題を乗り越えて輝き続けるものなのかもしれません。

2023年の紅白に吉川晃司が出場した!

そして、驚きのニュースが!
なんと吉川さんは2023年の紅白歌合戦に出場を果たしました!

38年ぶりの出場となった吉川さんは、『雨に歌えば』を熱唱。
ステージ上でシャンパンを振りまくことも、ギターを燃やすこともなく(笑)、最後にドラを蹴り上げるパフォーマンスを披露しました。

この出場に際して、吉川さんは
「38年前、この舞台で大変な失態を演じてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と改めて謝罪。
そして、「今回、再びこの舞台に立たせていただけることに感謝しています」と、感慨深げに語りました。

紅白に出た吉川晃司を見た視聴者の反応は?

では、吉川さんの2023年の紅白再出場について、視聴者の皆さんはどう反応したのでしょうか?

多くの視聴者から、温かい声が寄せられました。

「38年ぶりの紅白、感動した!」
「吉川晃司さん、やっぱりカッコいい!」
「昔のことは水に流して、これからも活躍してほしい」

多くの視聴者が、吉川さんの紅白復帰を喜び、その姿に感動したようです。

ちなみに、2022年に吉川さんがNHK「あさイチ」に出演した際も、ネット上では次のような反応が見られました。

「NHKに出演されているのを観られるのは感慨深い」
「NHKの生番組でこんな日が来るとは。時は流れる」

長年を経て、視聴者の見方も変化しているようです。

吉川晃司は紅白出禁?「やらかし」まとめ

吉川晃司さんの紅白歌合戦での「やらかし」とその後の経緯は、私たちに多くのことを教えてくれます。

  1. 若気の至りは誰にでもある
    22歳の若さで起こした事件。確かに行き過ぎでしたが、その情熱は多くの人が共感できるのではないでしょうか。
  2. 謝罪と反省の大切さ
    吉川さんは、長年経った後も自身の行動を振り返り、謝罪しました。この姿勢は、私たちに謝罪と反省の大切さを教えてくれています。
  3. 時間が解決することもある
    NHKとの関係が一時悪化したと思われた吉川さんですが、時間とともにその関係は修復され、むしろ良好になりました。時間が解決してくれることもあるんですね。
  4. 才能は認められる
    吉川さんの音楽的才能は、「やらかし」にもかかわらず、しっかりと認められ続けました。本当の才能は、一時的な問題を乗り越えて輝き続けるものなのかもしれません。
  5. 過去は乗り越えられる
    38年後に紅白の舞台に再び立った吉川さん。彼の姿は、過去の失敗にとらわれず、前を向いて進み続けることの大切さを教えてくれています。

吉川晃司さんの紅白歌合戦での「やらかし」は、日本の音楽史に残る伝説的な出来事となりました。

しかし、それ以上に印象的なのは、吉川さんがその後も音楽活動を続け、成長し、そして38年の時を経て紅白の舞台に再び立ったことではないでしょうか。

これからも吉川晃司さんの活躍に注目していきましょう。
そして、2024年紅白歌合戦は、出場になるのでしょうか?

出場になったらどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今からワクワクしますね!(もちろん、シャンパンやギター破壊はナシで…笑)

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